報告 心のエクササイズ 日本無線史料展示室見学を行いました






9月18日(木)の心のエクササイズは、日本無線史料展示室の見学でした。
前半は、社史編纂室の尾澤俊明さんから、日本無線の110年の歩みをビデオとパワーポイントで紹介がありました。1915年に船舶の無線通信装置を製造する会社から始まり、ラジオ放送が始まるとラジオの受信機、戦後は気象レーダー、現在では船舶用の無線通信システムをはじめ、防災情報システム、河川管理システム、自衛隊用の無線・通信装置・システム、自動生産設備、超音波医療用機器などを生産する国際的企業となっています。
三鷹には1938年に工場を建設、日本無線の基幹工場となり、2016年に工場が閉鎖となりました。しかし、三鷹とは、防災行政無線、三鷹中央防災公園のネーミングライツ・パートートナー、小学生を対象にしたラジオ工作教室などで、三鷹市への貢献につくされていることを知りました。本店も牟礼6丁目に移転して続いています。
後半は、2グループに分かれて、史料展示室の見学。戦前・戦後の無線装置について説明を受けながら見学しました。戦後数十年経って海中から発見された、戦時中の飛行機の無線装置は、白く腐食していましたが、みなさんが熱心に見入っていました。
参加者はスタッフを入れて14名でしたが、男性は真空管やレーダー装置など関心を持ち、質問もたくさん出ました。
参加者の皆さんも関心が高く、熱心に聞き入り、メモを取ったり、感想を話されたりして、あっという間に1時間半が過ぎました。
次回は、10月16日(木)12時30分からおむすびハウスで「文学の秋 吉村昭を知ろう(ランチ付)」を行います。


